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NPO法人が企画「ビッグステージ」開く
大阪府 盲ろう者 生き生き暮らせる社会へ

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“見えない”“聞こえない”という二重の障がいがある盲ろう者への理解を社会参加を促進しようと、大阪府門真市内でこのほど、「盲ろう者のビッグステージ」が盛大に開催された。主催は、大阪市天王寺区の特定非営利活動法人(NPO法人)「視聴覚二重障害者福祉センターすまいる」(門川紳一郎理事長)。これには、公明党の石川博崇議員、山本幸男・大阪府議、井上照代・守口市議が来賓として出席し、あいさつした。
 この催しは、「すまいる」の開設10年を記念して企画されたもの。自ら二重障がいのある門川理事長は米国のヘレン・ケラー・ナショナルセンターで研修を受け、ニューヨーク大学大学院で修士課程を修了。帰国後は1999年1月に「すまいる」を設立。盲ろう者への各種相談事業やパソコン教室の開催、福祉的就労の場の提供など、幅広い支援活動を続けている。
 この日の式典で、あいさつに立った石川氏は、公明党の推進から、昨年5月、自治体レベルの“日本版ヘレン・ケラー・センター”といえる東京都盲ろう者支援センターが開設したことを紹介。その上で、今後、大阪をはじめ全国で「視聴覚二重障がいのある人が生き生きと暮らせる社会を築いていきたい」と抱負を述べた。
 この後、舞台では盲ろう者のメンバーらが劇とダンス、和太鼓、民謡などの見事な演技を披露し、場内から大きな拍手が送られた。また、門川理事長の青春時代をモデルにした自主製作映画「道ゆかば」が上映されたほか、シンガー・ソングライターのイ・ヨンボさんによるライブや日本聴導犬協会によるデモンストレーションなども行われた。
 盲ろう者は国内に約2万2000人おり、府内には約1350人いると推計されている。こうした中、井上守口市議は「すまいる」の活動に共感し、門川理事長らと交流を重ねてきた。ビッグステージ開催に当たっては、広報活動や出演者への依頼など全面的にサポート。当日は党守口第2支部の党員10人がボランティアとして参加した。