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「トランスジェンダー・ちくし春による講演会」

8月29日(土)たかつガーデンにて、第3回目の「sakae ワークショップ」、「トランスジェンダー・ちくし春による講演会」を開催しました。
最初に「LGBTQ」について説明をされた後、体は女性、心は男性というご自身の話を盲ろう者にわかりやすくお話しくださいました。
ちくしさんは女性として生まれましたが、まわりから求められる「性」と自分の「性」とのギャップに悩み、誰にもいえないままつらい学生時代を過ごしていました。
子どもの頃から野球が得意で、野球推薦で高校に入学。男子と共に練習に明け暮れますが、「女性」であることで差別を受け、つらい思いをされたそうです。
「学生の頃は自殺も考えた」というちくしさんですが、今は家族の理解を得、信頼できる仲間に囲まれています。そして、「自分が話をすることで、今何か悩んでいる人の希望の光になれば」とタレントに転身し、講演活動にも力を入れておられます。
講演会の後の交流会では、「ちくしさんと直接話したい!」と盲ろう者が行列を作り、おしゃべりに花が咲いていました。
ちくしさんから沢山の勇気と希望をもらいました。本当にありがとうございました。
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「sakaeワークショップ 第2弾」

8月21日(金)、第2弾目となる「sakaeワークショップ ハンドメイド教室」でジュエリーコースターを作りました。参加盲ろう者は全部で11名。まずは材料であるネットとメルヘンテープの色をそれぞれ選びます。
コースターの作り方はとても簡単。土台となるネットは碁盤の目になっていて、そこにひも状になったテープを前後に通していけば完成です。最初は「難しい」「できないかも」といっていた盲ろう者もすぐに慣れて、自分なりのデザインにしようと工夫していました。
最後には自分で作ったコースターを持って記念撮影。ジュエリーコースターのように輝く笑顔がはじけました。
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「やりたい!知りたい!自分でできる!sakae ワークショップ」

8月7日(金)大阪府委託事業としてすまいるが企画・主催するワークショップを開催しました。「やりたい!知りたい!自分でできる!sakae ワークショップ」と題した体験は全6種類。今日は第1回目の「ネイルケア・ハンドケア」体験です。
参加盲ろう者は5名、全員が女性です。やっぱり女性は「美」への関心が高いんですね。講師は「sakae」代表の田村優季さんと、プロのネイリストでネイルサロンの経営者でもある荒井さん、山田さんの3名。参加者1人1人の爪の形や状態に合わせて丁寧にご指導くださいました。
ピカピカ、ツルツルになった爪に、参加者は大満足。爪が綺麗になると気持ちも上がりますね。今回参加された方にはワークショップで使用したエメリーボード・爪みがき・ネイルオイルをお持ち帰りいただいたので、これからお家でもお手入れができます。
ワークショップは残り5回。内容も様々に色んな体験を取り揃えていますので、興味があればぜひご参加ください。みなさまのお越しをお待ちしております。
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