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「知恵の輪」
ある日のすまいるの出来事です。 盲ろう者のＴさんが「知恵の輪」を持ってきて、同じく盲ろう者のＫさんに「外してみて」と渡しました。すると、なんとＫさん、すぐに外してしまい、「こんなの簡単に外せるよ」とドヤ顔満開です。そして早速Ｔさんに「次はＴさんやってみてよ、教えるから」とレクチャーしだしました。
Ｔさん、張り切って挑戦するも、これがなかなか外れない。指南役のＫさんが手取り足、取り（？）教えますが、どうしても無理。Ｔさん「難しい～」とギブアップです。
まわりで見ていたギャラリーが、「もしかしたら、Ｋさんが外せたのはまぐれなのでは？」と言い始め、Ｋさんに「もう1度やってください」とお願いしました。
すると、なんとなんとＫさんは、2回目も難なく成功！外れたのはまぐれなんかじゃなかったのです。「やっぱりＫさんはすごい～」とやんややんやの大歓声。Ｋさんのドヤ顔が、再びさく裂したお昼のひと時でした。
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