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実は危険なエナジードリンク割り？！
皆さん、お酒は好きですか？お茶やコーラなど、お酒といろんな飲み物を混ぜる飲み方がすっかり定着していますね。最近ではエナジードリンクとお酒を混ぜて飲むのも人気のようです。しかし、このエナジードリンク割り、実は危険なのです。
エナジードリンク割りには、お酒のアルコールとエナジードリンクのカフェインの両方が入っています。アルコールは脳の働きを低下させます。お酒を飲むと気分が良くなったり、ほろ酔い気分になったりするのは、アルコールが脳の働きを鈍くさせているからです。そして、カフェインは脳の神経を興奮させます。エナジードリンクを飲むと元気になったように感じるのは、カフェインが眠気や疲れを感じにくくさせているからです。つまり、エナジードリンク割りには反対の働きをするアルコールとカフェインが入っています。
お酒を飲むと、気分が良くなってきたなあ、ちょっと酔ってきたなあという感じがします。しかし、エナジードリンク割りを飲んでいると、酔っぱらってきたなという感覚が麻痺します。そこで、飲み過ぎてしまうのです。飲酒運転や暴力行為が増えたり、急性アルコール中毒の確率も上がったりします。
エナジードリンク割りを飲んでいなくても、コーヒーや滋養強壮剤を飲んだ後でお酒を飲むと、同じことが起きます。カフェインとアルコールの働きを知って、上手にお酒を楽しんでくださいね。
References
Gulanick, M. & Myers, L. J. (2017). Nursing care plans: Diagnoses, interventions, and outcomes (9th ed.). Elsevier.
Holland, L.N. et al. (2018). Core concept in pharmacology(5th ed.). Pearson.
Nursing: A concept-based approach to learning (3rd ed., vols. 1-2). (2019). Pearson.