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門川理事長、第9回ヘレン・ケラー世界会議、世界盲ろう者連盟第4回総会に出席
2009年10月21日~27日、ウガンダ・タンペレにおいて、第10回ヘレン・ケラー世界会議、世界盲ろう者連盟第4回総会が開催され、門川理事長が出席されました。
今回の会議には200人を超える参加がありました。
会議は
●ヘレン・ケラー世界会議 ●世界盲ろう者連盟総会 ●アフリカ盲ろう者連盟設立総会 ●南アメリカ盲ろう者連盟定期総会 ●展示 ツアー という構成でした。<写真:会議看板>
また、点字生誕200年を記念し、点字の考案者ルイ・ブライユに敬意を表し、「点字の夕べ」という特別企画が用意されました。
ここで門川理事長は指点字についてプレゼンテーションをされました。この日本の指点字、海外では非常にインパクトが強いようで、門川理事長が立っても座っても歩いても、あちこちでカメラをかまえた人がシャッターを切っていました。
ヘレン・ケラー世界会議では
●国連障害者の権利条約 ●盲ろう者と人権(発表者:フィンランドの盲ろうの弁護士) ●ウガンダの障害者活動 が全体会のテーマとして取り上げられました。<写真:筆記通訳>
<写真:通訳者のTシャツ(背中にINTERPRETERのプリント)>
●会場となったホテルは大きなビクトリア湖という湖の近くにあり、ホテルからはクルーズ船も出ています。クルーズ船というととてもロマンチックなイメージですが、このビクトリア湖はまるで道頓堀!汚いわ、臭いわで、クルーズを満喫するというより、早く無事に岸に帰りたかったくらいでした。
●ホテルでビールを注文してびっくり!冷たいビールですか?温かいビールですか?ときかれたのです。どういうことかというと、冷蔵庫で冷やしたビールがいいか、常温のビールがいいかということなのです。日本人には常温のビールはカルチャー・ショックでした!
●会議開催中に時々、停電に見舞われました。そして、スコールも!ばらばらという大きな音がして、何だろうと思っていると、外はまさにバケツをひっくり返したような、車軸を流すような雨です。でも、5分ぐらいで止み、止んだ後はとてもさわやかでした。
「世界盲ろう者連盟」とは
盲ろう当事者の国際的組織。
1997年、コロンビアで開かれた第6回ヘレン・ケラー世界会議において、世界盲ろう者連盟の設立が決定。
2001年、ニュージーランドにて設立総会。
連盟総会は4年に1回、ヘレン・ケラー世界会議に引き続き開催。