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すまいる、香港、盲ろうリソースセンターを訪問

2009年9月、NPO視聴覚二重障害者福祉センターすまいる、創立10周年を祝し、香港へ記念旅行に飛び出しました。

その一環として、香港盲人協会の中にある盲ろうリソースセンターを訪問しました。



<写真:香港の庭園>



<写真:香港の寺院>



<写真:香港の夜景>



<写真:マカオの街並み>



<写真:香港の寺院>




すまいるの訪問にあわせ、センターでは交流会を企画していただきました。

当日、すまいる一行が到着すると、センターの皆さんに温かく歓迎していただきました。

交流会はまず、リソースセンターの理事長の歓迎の挨拶から始まり、門川理事長の挨拶、両団体の取り組みの紹介、グループに分かれての記念品作り、センター内の見学と、盛りだくさんの内容でした。


グループに分かれての記念品作りでは、すまいるのメンバーと香港のメンバーが共同で一つの作品を作り上げます。香港のメンバーと体当たりでコミュニケーションを楽しみました。

みんながわいわいと交流にいそしんでいる間、門川理事長はセンターの理事長、その他の職員からの質問の嵐。というのも、このセンターが把握している盲ろう者の多くは触覚的なサインなどで簡単なコミュニケーションを取る人が多く、理事長のように手話も点字もOK、アメリカにも留学されたり、理事長という職に就いておられたりということに、非常に感銘を受けられたからです。



<写真:すまいると香港盲ろうリソースセンターの皆さんで作った記念品>




センター内にはセンサリー・ルームと呼ばれる感覚を刺激し、リラックスしたり、楽しんだりする施設が設置されていました。部屋の中にはさまざまなイルミネーション、振動するいす、触覚が特徴的ないす、アロマ、音楽を流すスピーカーなどが用意されていました。日本ではあまりないですね。




「香港盲ろうリソースセンター」とは

2006年に設立。

サービス提供対象者は盲ろう者、家族、福祉関係者など。

主なサービスは

① 歩行訓練・日常生活訓練・コミュニケーション訓練
② 入所施設
③ 福祉機器
http://www.hksb.org.hk/en/index.php?option=com_content&view=article&id=44&Itemid=39

「香港盲人協会」とは

1956年に設立。

設立以来、目のケア、弱視サービス、リハビリテーション、職業訓練、教育支援、雇用ガイダンス、福祉機器サービス、情報アクセシビリティ、視覚とその他の障害を重複する人へのリハビリテーションを提供。

1992年から盲ろう者へのサービスの企画を練り始める。

1995年からサービス開始。

http://www.hksb.org.hk/en/index.php?option=com_content&view=article&id=44&Itemid=39