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門川理事長、盲ろうインターナショナル、第15回世界会議に出席

2011年9月25日~10月1日、ブラジル・サンパウロにおいて、盲ろうインターナショナル、第15回世界会議が開催され、門川理事長が出席されました。

DbIの世界会議は盲ろう関係の催しでは、非常に大きな規模を誇ります。今回の会議には35の国から340人を超える参加者が集まりました。



<写真:会議看板>




会議は会議前のイベント、本会議、ツアー、展示で構成されました。

会議前イベントとしては

●家族の会
●盲ろう児のためのアセスメントに関する会議
●触覚コミュニケーションネットワーク会議
が開催されました。

本会議の全体会では主に

・小児科学リハビリテーション
・移行
・国連障害者の権利条約
が取り上げられました。

国連障害者の権利条約の全体会では、世界盲ろう者連盟会長(2011年当時)のレックス・グランディア氏からこれまでの連盟の取り組みや、条約と盲ろう者の関わり方について、プレゼンテーションが行われ、盲ろう者の視点に立つことの大切さと、社会が一体となって取り組むことの重要性を述べられました。



<写真:触手話通訳>



<写真:展示>




門川理事長は会議全体を通して、教育やリハビリテーションの観点から情報収集を行われたり、発表者とも直接、意見交換をされたりしました。

さて、門川理事長がいくところ、たくさんのカメラに囲まれました!どうして???みんな、理事長のコミュニケーションの一つである、指点字に興味津々なのです!

海外では点字を応用したコミュニケーションは数が少なく、日本の指点字はとても画期的に映ったのでしょうね。



<写真:参加者と理事長>



<写真:旧友のバピン氏とスーキー氏と理事長>




ブラジルまでは飛行機の長い長い旅。関空からドバイで一度、飛行機を乗り換えました。

ドバイのトイレでこんなものを発見!男性用の障害者用のトイレには「女性の介助使用可能」、女性用の障害トイレには「男性の介助使用可能」というサインが貼ってありました。



<写真:女子トイレのドア(男性の介助入室可能と表示)>



<写真:男子トイレのドア(女性の介助入室可能と表示)>




「盲ろうインターナショナル(Deafblind International)」とは

その歴史は30年以上。盲ろう者のサービスを向上させることを目指した世界的組織。

4年に1回、世界各地で世界会議を開催。

機関紙DbI Reviewを年2回発行。

現在、14のネットワーク活動を展開中。

http://www.deafblindinternational.org/