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門川理事長、第8回ヘレン・ケラー世界会議、
世界盲ろう者連盟第2回総会に出席


2005年6月3日~7日、フィンランド・タンペレにおいて、第8回ヘレン・ケラー世界会議、世界盲ろう者連盟第2回総会が開催され、門川理事長が出席されました。

今回の会議には400人を超す参加者が集いました。

3つの全体会で5つの発表、15の分科会で28の発表が行われました。



<写真:アメリカ手話と指点字で通訳を受ける理事長>


<写真:会議ポスター>



第8回会議のプレゼンテーションの内容は

●情報
●コミュニケーション
●教育
●労働
●移動の自由
●余暇
など、盲ろう者の人権を幅広い方面から扱うことに焦点があてられました。

第8回会議の分科会のトピックスは

●人権
●コミュニケーション
●テクノロジー
●社会支援
の4つの分野から広く情報を取り交わし、効果的実践例を提示することで、盲ろう者の権利の促進が図られました。

門川理事長は全体会ですまいる開発の「イージーパッド」のデモンストレーションを行われました。 「イージーパッド」は盲ろう者だけではなく、誰にでも使いやすく開発されているため、 参加者から大きな注目を集めました。



<写真:プレゼンテーションをする理事長>



●全体会会場にはフィンランド手話の全体通訳と国際手話の全体通訳(ろう者)が用意されました。
●全体会会場にはフィンランド語の文字通訳が用意されました。
●全体会会場には状況通訳を専門に行う、状況通訳者が用意されました。
●全体会会場には複数の言語通訳ブースが用意されました。
●分科会会場には英語とフィンランド語の通訳が用意されました。
●分科会会場には手話通訳用の黒い背景が用意されました。
●全体会、分科会会場には補聴ループが用意されました。
●会場の段差には印がつけられました。
●会議資料や発表原稿が事前に参加者に配布されました。
●通訳のコーディネーターが設置されました。


<写真:盲ろう者による陶芸作品>


<写真:盲ろう者による絵画作品>



●会場入り口ではムーミンとスナフキンがお出迎えしてくれました!
●ツアーでは近くの島でバーベキュー&サウナを楽しみました。サウナで体を温めたら、裸のまま湖に飛び込むんですって!さすがサウナ発祥の地です。


<写真:お出迎えをしてくれるムーミンとスナフキン>




「世界盲ろう者連盟」とは

盲ろう当事者の国際的組織。

1997年、コロンビアで開かれた第6回ヘレン・ケラー世界会議において、世界盲ろう者連盟の設立が決定。

2001年、ニュージーランドにて設立総会。

連盟総会は4年に1回、ヘレン・ケラー世界会議に引き続き開催。