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門川理事長、盲ろうインターナショナル、第2回アジア会議に出席


2006年1月29日~31日、バングラデシュ・ダッカにおいて、盲ろうインターナショナル、第2回アジア会議が開催され、門川理事長が出席されました。

この会議は2000年、インド・アーメダバードで開かれた第1回アジア会議に続くものです。

18か国(内、アジア9か国)から、320名(内、盲ろう者7名)の参加がありました。



<写真:会議看板>




人口が少ない盲ろう者の分野では、当事者や関係者が集まり、お互いの経験から学び合うことはとても大切です。特に、盲ろう関連の取り組みが立ち遅れているアジアで、このような会議が開かれたのは、とても大きな意味があります。

6つの全大会で14の発表、12の分科会で35の発表が行われました。



<写真:展示>




なんと、門川理事長は突然、「盲ろう者の声」という分科会でのプレゼンテーションを依頼されました。

インドでは盲ろう児の教育やサービスでは進展が見られますが、成人の取り組みが遅れていることから、門川理事長が副会長を務めておられる、全国盲ろう者団体連絡協議会の取り組みを紹介され、当事者運動の意義を語られました。

さて、どうやって発表されたのでしょうか?理事長はアメリカ手話で発言され、インド人の参加者がそれを英語で読み取りました。



会議期間中、ボランティアがホテルと会場の送迎、会場内の案内にぴったりと付き添ってくれました。セキュリティ上、日本人だけで外を歩くことも許してもらえず、これではバングラデシュを肌で感じることもできないと、ボランティアにホテルの周囲だけでもと散歩をお願いしました。やっとバングラデシュの空気が味わえると思ったのもつかの間。たった5分で、またもや車に戻されたのでした。。。



<写真:ダッカの街並み>




「盲ろうインターナショナル(Deafblind International)」とは

その歴史は30年以上。盲ろう者のサービスを向上させることを目指した世界的組織。

4年に1回、世界各地で世界会議を開催。

機関紙DbI Reviewを年2回発行

現在、14のネットワーク活動を展開中。

http://www.deafblindinternational.org/